どうもー!
T・K企画の與那嶺です(^^)
最近物件の仕入れをしていて木造住宅が増えてきたと感じます。
沖縄は台風が多いから鉄筋コンクリート造が多いと思っていましたが、
調べてみると実は違ったようです。
沖縄に鉄筋コンクリートが多い理由は、
戦後の米軍統治時代が関係するようです。
もともと沖縄はほとんどが木造住宅でしたが、
米軍指導による基地内外の諸施設の設計・施行を規範とした建設技術の承継が、大きな要因となるようです。
戦後、焼け野原だった沖縄で家を建てるための木材も何もかも少ない物資で、
少ない材料で簡単に作れる家が、当時アメリカから入ってきた技術の鉄筋コンクリート造の住宅だったようです。
また、木造は弱いという印象もあるかもしれませんが、
中城にある国指定重要文化財になっている【仲村家】をご存知でしょうか?
↓他サイト引用↓
18世紀中頃に建てられたと伝えられているようです。
築200年以上経っているのに、
手入れをしながらいまだに存在しています。
他にも重要文化財になっている木造住宅はいくつもあります。
調べていると沖縄でも木造住宅で全然いいなと思ってきました。
確かに鉄筋コンクリートもたくさんの長所がありますが、
木造の長所もあるので短所とあわせて書きます。
木造の短所は
1、木材の強度にばらつきがでやすい。
2、乾燥による収縮・割れがでやすい。
3、湿気に弱い。(含水率25%以上でカビ・腐れが出る場合もある)
4、乾燥に時間がかかる。
木造の長所は
1、千数百年歴史があり技術が確立されている。
2、加工しやすく増改築しやすい。
3、木の持つ香り、木目などに癒しの効果がある。
4、木の調湿機能があり湿度を人の好む方向へ調湿してくれる。
5、木は、熱を伝えにくい。(熱伝導率が低い)
特に熱を伝えにくいところが沖縄ではいいなと思いました。
以外に常夏の沖縄が熱を伝えやすいコンクリート造なんですw
木材の15倍もあるそうです。
いろいろな意見や情報もあるので引き続きいろいろと調べてみたいと思います。
鉄筋コンクリート造でしか考えていなかった方も、
木造住宅でも検討してみてはいかがでしょうか(^^)
現在弊社でも木造住宅の扱いも増えてきました。
物件情報を下記に添付しますのでご覧になってみてください↓
【クレイドルガーデン宜野湾市野嵩第2 2号棟】
https://www.okinawa-umidaisuki.com/baibai/r/s/245.html
上記物件のシリーズが沖縄各地にあります。
まだ建築段階で室内を撮影できていない物件が多数ありますので、
掲載まで楽しみにしていてください♪